●納豆つれづれ

◆2004.6.12 タレ・カラシは要るのか?納豆のお味は・・・

ここをご覧の皆さんは、どのような納豆の食べ方をしていますか?他の情報を見ると、こだわりのレシピや納豆を使った料理も沢山ありますね。 私が納豆の味を確かめる時は、まず器に納豆を入れて相当数(軽く100回以上は)かき混ぜ、ネバリと豆粒の崩れ具合をチェックします。そして、そのまま何も加えず納豆だけで食べてみます。その後、付属品のタレやカラシなどを入れて食べます。
だいたい美味しい納豆は、素のままが一番だと思っております。折角の自然食品に、人工的な調味料で味付けされたタレやカラシを添加するのは、とても勿体無 いような気がします。屋外で食べ時るは、タレやカラシが付いている方が便利なのでしょうが、個人的には必要ではありません。これを無くして、5円でも10 円でもコストダウンができるのなら、納豆食いとしてはそちらの方がありがたいです。結局、余ったタレやカラシが冷蔵庫の中で増えて行くのですが、この利用 については次の機会に書きたいと思います。
また、評価の上位にある美味しい納豆は、購入してから冷蔵庫である程度日数が経過すると、何も加えなくても微妙な塩味というか、「アレ、醤油かけたの?」 と錯覚するくらいの味がします。見た目も大豆が味噌とか醤油に醗酵してゆく過程のような、モロミのような溜りのような、やや液状のネバネバになっているの です。本当は腐っているのか?危険なのかは解りませんが・・・。
こうなると余計なものは要りません。そのまま食べるか、僅かに上等な醤油や塩を足すかして、そして我が家の定番である薬味として、長ねぎを刻んだものを入れる。これで満足します。
もともと私の人生では、「納豆には醤油」という習慣しかありませんでしたが、つい数年前、ある人から「塩で食べるとうまい」と言われて、食べ方が広がりま した。納豆は塩を入れると水分を吸うためか、かき混ぜたときネバリが強くなったような、硬くなったような感じがします。納豆そのものの風味を大事にしたい 時は、塩で食べる方が良いでしょう。
また、納豆データにもある京都朱雀庵の「塩入り納豆」を発見した時は、ちょっとした驚きがありました。関西ではスタンダードなのか?と・・・。この納豆は そのままでもかなり旨いと思いましたが、付属の精製塩にはどうも旨み調味料が入っているようで、私としては普通の塩をかける方が良いと思いました。